
フォロワーが多い人の真似をしてインスタ投稿してみたけど、まったく反応がなくて…

ブログも始めたいけど、何を書けばいいのか全然わからないんです
Web集客を始めたいと思って、ネットで調べた情報を頼りにやれることをやり始めてみたけれど、こんなふうに感じて肩を落としていませんか?
でも、それはあなたのサービスや想いに価値がないからではありません。
原因は、“興味を持ってもらえる発信の仕方”をまだ知らないだけなんです。
どれだけ素晴らしい商品やサービスがあっても、それが「自分に関係ありそう」「もっと知りたい」と思ってもらえなければ、お客様は興味を持ってくれません。
前回の記事では、Web集客の第一歩として、「お客様に見つけてもらえるようになるには、どうすればいいか」についてお伝えしました。
▼前回のブログはこちら

今回は、さらに一歩進めて「お客様に興味を持ってもらう方法」について、詳しくお話しします。
どんな内容をどう届ければ、お客様の“知りたい”という気持ちに響くのか…そのヒントがわかると、今まで手探りだったブログやSNSの発信がぐっと楽になるはずです。
「興味を持つきっかけ」は、日常にヒントがある
「お客様に興味を持ってもらう発信」と聞くと、「何か特別なテクニックを覚えなきゃダメ…?」と不安に感じるかもしれません。
でも、安心してください。全然、難しいことではないんです。
だって、よく考えると、私たち自身、日々の暮らしの中で、「何かに興味を持ってお買い物をする」ことを繰り返していると思いませんか?
実際にそれを思い出しながら、一緒に考えていきましょう!
あなたが最近、申し込んだサービスや購入した商品ってなんですか?
または、「なんだか気になるな」「もっと知りたい」と感じたのはどんなときでしたか?
例えば…

実はこれ、私の実話です。
なぜ私は、SNSやテレビなど、たくさんの情報が溢れる中で、この情報が気になって、もっと知りたいと思ったんでしょうか。
それは、「今の私に関係がありそう」「私の悩みや関心事に直結している」と感じたからこそ、興味を持ったということ。
逆に言えば、どんなに素晴らしい情報でも、「自分には関係ない」と感じてしまえば、スルーしてしまうものですよね。
朝のニュースを見ていても、自分に関係のない話題はなんとなく聞き流してしまうけれど、住んでいる地域の天気予報や、使っている路線の運行情報には自然と耳を傾ける。それと同じことなんです。
では、この「自分に関係がある」と感じてもらうために、私たちはどんな発信をすればいいのでしょうか?
そのヒントは、あなたが興味を持った瞬間の気持ちの中にあります。
興味を持ってもらうカギは「自分ごと」に感じてもらうこと
私たちが何かに「興味を持つ瞬間」って、実はとてもシンプルなんですよね。
それは、「これ、私のことかも」と感じたとき。
つまり、“自分ごと”として受け取れたときなんです。

たとえば、「子育てしながら、隙間時間を活用して月に1万円稼げる在宅ワーク」と聞いても、学生さんにとってはまったく魅力的ではないでしょう。
でも、小さいお子さんがいて、収入は欲しいけど、まだパート勤務は難しいと感じているママさんの心にはスッと入ってくるはずです。
前回のブログ「売り込まずに選ばれる起業女性になるには?”認知される発信”の始め方」で、見つけてもらえる発信をするには、お客様像を明確にして、そのお客様像に合った人たちがいる場所で発信することが大切とお伝えしました。
見つけてもらった後、さらに興味を持ってもらうために必要なのは、情報の価値だけではありません。
それ以上に、「今の自分に関係ありそう」と感じてもらえるかどうか。そこが、発信に興味を持ってもらえるかどうかの分かれ道になります。
だからこそ、発信する内容を決めるときには、「お客様がどんなことに悩んでいるのか」「どんなことに不安や疑問を抱いているのか」に耳を傾けることが大切なんです。
そしてもうひとつポイントなのが、「どんな言葉で届けるか」。
言葉って、とても繊細で、同じ内容でも伝え方ひとつで印象は大きく変わります。 たとえば、「Web集客で成果を出す方法」と言われるより、「紹介に頼らずにお申し込みにつながる発信」など、読んでいる人の状況に寄り添った言い回しの方が、グッと共感されやすくなります。

あなたも、今まで興味を持った情報を振り返ってみると、そこにはきっと「普段、自分が使っていそうな言葉の表現」だったり、「専門用語などの難しい言葉はほとんどない、誰でもわかりやすい言葉選び」だったりしたのではないでしょうか。
“自分ごと”として感じてもらうためには、読んでもらいたい人のことをしっかり理解する必要があるんですね。
前回のブログでも書いた「ペルソナ」と「ターゲット」の重要性がここでも活きてきます。
では、次はその情報を、どうやって続けて届けていくかを考えてみましょう。
興味を持ち続けてもらうために必要な2つのこと
「自分ごと」として感じてもらえる発信のコツがわかったところで、次に大切なのは、「どんな情報を、どのように届け続けるか」ということです。
実は、ここがWeb集客で多くの方がつまずいてしまうポイントなんです。

最初の投稿は反応が良かったのに、その後が続かなくて…

何を書けばいいかわからなくて、結局、発信が途切れちゃう
こんな経験、ありませんか?
でも大丈夫。
お客様に興味を持ち続けてもらうために必要なのは、難しいテクニックではなく、シンプルな2つのことです。

1つ目は、「有益な情報」を発信すること。
ここで言う「有益な情報」とは、あなたのお客様が「知りたい」「解決したい」と思っていることに答える情報のこと。
例えば、あなたがファイナンシャルプランナーなら、「老後資金はいくら必要?」「子どもの教育費を効率的に貯める方法」「iDeCoとNISAの使い分け方」などが、まさに有益な情報ですよね。
コーチやコンサルタントなら、「自分らしい働き方を見つける方法」「時間管理のコツ」「目標設定の具体的なステップ」などが該当するでしょう。
大切なのは、「相手が今すぐ使える」「読んだ後に何かしらの気づきや変化がある」内容であること。
2つ目は、「継続して続ける」こと。
一番重要なポイントは、実はこれかもしれません。
なぜなら、人は一度の接触では、なかなか行動に移さないから。
「この人の発信、いつも役に立つな」「このテーマなら、この人に教えてもらいたいな」と感じてもらうためには、継続的な接触が不可欠なんです。
マーケティングの世界では、「単純接触効果」という法則があります。
これは、同じ人や情報に何度も触れることで、その対象に対して好意的な感情を抱くようになる、という心理現象のこと。
例えば、毎朝見ている情報番組のお天気お姉さん。
最初は「今日の天気を知りたい」だけだったのに、毎日見ているうちに「この人の予報は分かりやすいな」「話し方が親しみやすいな」と感じるようになって、いつの間にか「天気予報を教えてもらうなら、このアナウンサーの女性がいい」と思うようになった。
そんな経験、ありませんか?
つまり、お客様があなたの発信を「また見たい」「この人から学びたい」と思ってくれるようになるには、継続的に価値のある情報を届け続けることが大切なんです。

でも、継続するのって、やっぱり大変そう…
そう思われるかもしれませんね。
最初から、毎日投稿する必要はありません。 週に1回でも、月に2回でも、あなたのペースで始めて構わないんです。
大切なのは、頻度よりも「質」と「継続性」。
あなたの理想のお客様が「この人の発信は、いつも私の役に立つ」と感じてくれるような内容を、無理のない範囲で続けていくこと。
そうすることで、自然とあなたの存在が相手の心に残り、「何か困ったときは、この人に相談したい」と思ってもらえるようになるはずです。
ただ、先ほどの「単純接触効果」を考えると、あまりに頻度が少ないのは、「いつもの人だ」と思ってもらえないことも。
Web集客は、一夜にして結果が出るものではありません。
でも、お客様のことを思って、価値のある情報を継続的に発信し続けることで、必ず「選ばれる存在」になることができるんです。
最初は小さな一歩でも、積み重ねることで大きな信頼へと繋がります。あなたの発信が、お客様にとって「いつもそこにいてくれる、頼れる存在」になることを目指してみてくださいね。