【体験談】私のWeb集客の失敗例。それはターゲット設定の勘違い。

【体験談】私のWeb集客の失敗例。それはターゲット設定の勘違い。

Web集客がうまくいかないな…って悩ましく思うことはありませんか?

ホームページが簡単に作れるようになったり、さまざまなSNSが出てきたりして、Web集客につながるツールの使い方は日々変化していますが、どの時代も変わらないWeb集客のコツもあります。

そのコツをちゃんと使えていないと、どれだけがんばって情報発信しても、なかなかうまくいきません。

実は私も「これはダメ!」ということをしてしまって失敗したことがあります。

今回は、私の具体的な失敗談をもとにWeb集客のコツのひとつをご紹介します。

目次

失敗は情報発信の対象を○○したこと

その大きな失敗は、「情報発信の対象を広げた」ことです。

私は、起業当時はファイナンシャル・プランナーの資格を活かしてお仕事をしていました。

夫の不貞で貯金ゼロで子連れ離婚を経験し、なんとか家計を立て直して生活できているシングルマザーとして、離婚前後のお金のご相談を受けていたのです。

同じような悩みを持つママさん向けにブログを書いて情報発信し、「離婚後の家計シミュレーションの方法」や「離婚前にできる準備」などの講座を開いて、さらに興味を持ってくださった方に個別相談をしていました。

起業してまもない頃、まだそんなに情報発信していないのにお申し込みいただくようになったのですが、その頃にムクムクと欲が湧き上がってきたのです。

まり子

もっとたくさんのママさん向けにしたほうがお客様が増えるんじゃない?

そう思ってしまったんですね。

まり子

離婚したい・考えていないに関わらず、ママさん全般にまで対象を広げたら、母数が一気に増えるから、お申し込みも増えて売上もアップするはず…!

そう思って、ママさん全般に向けて、講座の内容も「家計簿をつけなくてもできる家計管理で貯金が楽に貯まる」というものにしました。

その結果…。

お客様像が曖昧になるとこうなる

多くのママさんたちの悩みである「家計管理」と「貯金」をテーマにしたのに、反応がほとんどなくなってしまいました。

その理由は、お客様像が曖昧になったことで、

  • 発信内容もふわっとしてしまって、お客様の心に響かなくなってしまった
  • 「家計管理」や「貯金」という検索によく使われるビッグキーワードで勝負しなければならなくなった

のです。

検索結果では、金融機関などの企業ブログやテレビに出ているようなネームバリューを持っているファイナンシャル・プランナーに上位を取られてしまっているし、どうにかブログを見てもらっても内容がよく書かれているようなことになってしまっていたんですね。

そうすると、なかなかお申し込みにはつながりません。

不幸中の幸いだったのは、とてもわかりやすくターゲットを広げたので、反応がなくなってしまった理由も分かりやすかったこと。

すぐにまた発信する情報のターゲットを「離婚を考えているママさん」に戻しました。

必要なのは「これ、私のことだ!」

ターゲットを絞ると、おのずと発信内容もふわっとせずに具体的になってきます。

よくある「家計の節約方法」などではなく、「子連れ離婚に必要なお金はいくら?」のようになって、お申し込みいただいたお客様から

これ、私のことだ!って思ったんです。

と言ってもらえるようになりました。

自分がお客様の立場でも同じではないでしょうか。

SNSや広告を見たときに、思わず目を引いて、内容を読んでしまったり、クリックしてしまったりするのは、「これ、私のことかも」って思うからだと思いませんか?

ひどい鼻風邪のときに薬局で薬を選ぼうとしたときに、風邪全般に効く総合感冒薬ではなく、『鼻の風邪に』と買いてある風邪薬に目が行くのと同じです。

情報発信は、『誰』に対してするのかがとても大切。

情報発信をがんばっているのに、イマイチ反応がないな…と悩んでいるときは、

『誰』に対して

発信するのか絞って、

『その人が知りたい具体的なこと』

になっているか、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

半沢 まり子のアバター 半沢 まり子 Webライター/ウェブ解析士

「表現力×解析力」を活かしたWebライティング集客で、ひとり起業の女性の堅実的で継続的なWeb集客をサポートしている。また、主婦向けWebライティング講座を実施し、自宅で働きたい子育て中の女性の在宅ワークを支援している。

ホームページ作り・SEOライティングからデータ解析・改善提案を含めたトータルサポート、会社員時代のユーザーサポート経験による丁寧で分かりやすいサポートが好評。行政が強いジャンルでGoogle検索結果の上位獲得や大手メディアへの寄稿実績あり。

ライフステージの変化に合わせて自分軸で働く女性をサポートすることで、ゆとりのある家庭を増やし、子育てしやすい環境を育むことが目標。
横浜在住の二人の娘を持つシングルマザー。

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