ワードプレスをインストールし「さっそく記事を更新しよう!」と投稿する前にやっておきたいワードプレスの初期設定があります。その設定とは、下記の3点です。
- デフォルトでインストールされている不要なテーマを削除する。
- ワードプレスの「設定」メニュー内を整える。
- おすすめのプラグインをインストール・設定する。
セキュリティ対策など、重要な設定になりますので、ワードプレスをインストールしたら、すぐにやっておきましょう!
それでは、具体的な設定方法をご説明します。
デフォルトでインストールされている不要なテーマを削除しましょう
ワードプレスのサイトヘルスステータスを見ると「停止中のテーマを削除してください」とありますので、不要なテーマは削除しましょう。ただ、使っているCocoon以外にワードプレスのデフォルトテーマ一つは残さないといけないので、サイトヘルスステータスのとおり「Twenty Twenty-Three」も残します。
すると、今、手続きしたテーマが削除されます。削除を確認したら、他の不要なテーマ(「Twenty Twenty-Three」以外)も削除してください。
ワードプレスの「設定」メニュー内を整えましょう
ワードプレスの「設定」メニューの中で変更しておいた方がよい箇所をご説明します。
「一般」メニュー内の変更箇所
この文章は、Googleなどの検索結果でタイトルの下に表示される部分になります。パッと見て何のブログかわかりやすいような説明にしましょう。
入力が終わりましたら、画面を一番下にスクロールして「変更を保存」ボタンを押します。
「投稿設定」「表示設定」メニュー内の変更箇所
特に変更必須な箇所はありません。
「ディスカッション」メニュー内の変更箇所
ディスカッションというのは、主にブログのコメント欄のことです。
コメントを受け入れる場合、特に変更が必須な箇所はありませんが、下記の「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れておくと表示されるコメントの事前承認ができます。
また、コメントを受け付けない場合は、下記の「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外しましょう。
チェックが終わりましたら、画面を一番下にスクロールして「変更を保存」ボタンを押します。
「メディア」メニュー内の変更箇所
特に変更必須な箇所はありません。
「パーマリンク」メニュー内の変更箇所
パーマリンクというのは、書いたブログ(各記事)のURLになる部分です。ここは自動設定されるものより、自分でタイトルに合ったURLに治せるようにした方がSEO的にいいので、「カスタム構造」を選択しましょう。
「利用可能なタグ」の中から、「%category%」→「%postname%」の順にクリックしましょう。すると、白い枠の中が「/%category%/%postname%/」となりますので、ご確認ください。
設定が終わりましたら、画面を一番下にスクロールして「変更を保存」ボタンを押します。
「プライバシーポリシー」メニュー内の変更箇所
ワードプレスインストールと同時に作成される固定ページ「プライバシーポリシー」が表示されています。
今は設定せずに「プライバシーポリシー」の文章をブログにあったものに修正してから設定しましょう。
プライバシーポリシーの修正が終わって、設定する際は「このページを使う」ボタンをクリックすればOKです。
おすすめのプラグインをインストール・設定しましょう
プラグインの設定は、
- 初期設定で入っていて不要なプラグインを削除すること
- まだインストールされていない必要なプラグインをインストールすること
- 必要に応じてインストールしたプラグインの設定をすること
です。
デフォルトで入っている不要プラグインの削除
ワードプレス左側のメニューにある「プラグイン」をクリックします。
初期設定では、この画像のように3つのプラグインが入っていると思います(エックスサーバー利用の場合)。この中の「Hello Dolly」と「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」は不要です。使わないプラグインは削除したほうがいいので、一つずつ削除していきましょう。
すると、プラグインが削除されます。同様にして「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」も削除しましょう。
プラグインのインストール・設定
おすすめのプラグインを順番にインストール・有効化し、必要に応じて設定していきます。
インストールと有効化はどのプラグインも手順が同じなので、「インストールと有効化」をご覧ください。その後、各プラグインの設定に進んでください。(現時点で「インストール済みプラグイン」に表示されているものは、インストールしなくて大丈夫です)
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
コメント欄やフォーム(設置している場合)などのスパムから守ってくれます。 - Edit Author Slug
ワードプレスにログインするIDバレを防ぎます。 - UpdraftPlus – バックアップ/復元
バックアップを取得します。 - WP Multibyte Patch
ワードプレスの日本語環境をサポートします。 - XML Sitemap & Google News
ブログの更新情報などをGoogleなどの検索エンジンにお知らせします。
- ログインページの保護のようなプラグインは入れていません。半角英字大文字小文字・数字・記号を組み合わせた10桁以上の複雑なパスワードで運用管理することを前提としています。
- キャッシュ系や画像処理系も入れていません。エックスサーバー+右記テーマ(Cocoon・SWELL・SANGO)でしたら、基本スピードは特に問題ないと思います。アップロードする画像は事前にサイズ調整などで軽くすることをおすすめします。
インストールと有効化
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)の設定
既にインストールされているので、設定だけしていきます。設定方法はこちらの記事をご覧ください。
Edit Author Slugの設定
設定方法はこちらの記事をご覧ください。
UpdraftPlus – バックアップ/復元の設定
設定方法はこちらの記事をご覧ください。
WP Multibyte Patchの設定
特に設定はありません。インストール・有効化して終了です。
XML Sitemap & Google Newsの設定
設定方法はこちらの記事をご覧ください。
以上で、テーマに関係なく入れておくことをおすすめするプラグインのインストール・設定は終わりです。下記はテーマ別推奨のプラグインのご説明です。
テーマがCocoonまたはSANGOの場合は、上記のプラグインだけで問題ないです。もし、フォームの設置など、機能を増やしたい場合は欲しい機能に応じてプラグインをインストールしてください。
Cocoon公式のプラグインの見解は下記のとおりです。
SANGO公式のプラグインの見解は下記のとおりです。
テーマがSWELLの場合は、さらに下記プラグインのインストールがおすすめです。
- SEO SIMPLE PACK
Googleアナリティクスなどの設定が簡単にでき、ディスクリプションなどが設定できます。
SWELL公式のプラグインの見解は下記のとおりです。
以上で最初にやっておきたいワードプレスの3つの設定は完了です。ぜひ、ブログを書いていきましょう!